2013年07月05日09:33 【トピックス】
クボタ、シンガポールで日本産コメ販売
クボタが10月から日本産のコメの輸出先をシンガポールにも広げるというニュースです。
昨年始めた香港向けと合わせて、2015年に昨年の日本全体のコメ輸出量の半分に相当する1230トンの販売をめざす。
現地の飲食店を中心に予想以上に引き合いが強いということで、国内のコメ消費量が減少するなか、販路を海外に広げて農家の経営を支援するということです。
8月に全額出資の販売会社「クボタ・ライス・インダストリー」をシンガポールに設立、資本金は200万シンガポールドル(約1億6千万円)で、新潟県産や山形県産のコメを玄米の状態で輸出し、現地で精米して日本と同じ程度の値段で販売する。
当面は現地の日本料理店など飲食店向けが主流になるが、将来は小売店で日本食の献立や調理方法も伝えていくことなどで、一般消費者の需要も取り込む考え。
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