マツダ、マレーシアで生産能力増強へ
マツダが、マレーシアで現地企業が所有する車体工場を年内に取得するというニュースです。
車両組み立て工場も新たに建設、投資額は計約30億円で、来春に生産能力を現在の3倍の年2万台規模に拡大し、ASEAN地域で第3位の市場規模があるマレーシアで生産体制を整備し現地販売の拡大を目指すということです。
マレーシアの合弁会社「マツダ・マレーシア」が、現地の自動車生産会社、イノコム社から車体工場を取得、車体工場はマツダ車専用工場として今年4月に稼働したばかりで、自社所有にして生産計画の立案や品質管理体制の整備をマツダ主導でできるようにする。
従業員の雇用や生産管理など実際の工場の運営は引き続きイノコム社に委託する。
また、この工場の敷地内に車両組み立て工場を新設、5月下旬に着工し来春に稼働する予定で、車体工場で生産したボディーにエンジンや変速機、タイヤなどを組み付け完成車を生産する。
現在、イノコム社の工場で生産しているSUV「CX―5」の組み立てを新工場に移管し、組み立て工場の運営もイノコム社に委託する。
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