日産自動車、タイで研究開発機能を拡充
日産自動車が、タイでの研究開発機能を拡充すると発表したというニュースです。
34億円を投じて車両の走行性能を評価するテストコースや試験施設を新設し、タイを中心とする東南アジアで生産・販売している車種の開発工程の一部を、日本から移管するということです。
タイに本拠を置くアジア太平洋地域の統括会社、日産アジア・パシフィック内の研究開発部門の機能を強化し、テストコースを2014年半ばまでに完成させ、車両評価などの体制を整える。
タイで生産・販売する車はこれまで大半を日本で開発し、タイでは量産開始後の品質改善やコスト低減に限られていた。
施設追加で、15年までに車の耐久性評価など生産開始前の開発工程まで担当を広げ、一段のコスト低減や現地事情に合う車の開発につなげるということです。
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