トーマツ、ミャンマー進出支援を本格的に開始
大手監査法人のトーマツがミャンマーの大手会計事務所と連携し、日本企業の同国への進出支援を本格的に始めたというニュースです。
ミャンマーでは日本企業の進出の動きが活発化し、現地法人・支店の設立支援や監査、税務関連業務の需要の拡大が見込まれており、あずさ、新日本、あらたの各監査法人もすでに同国で業務を開始しており、これで国内4大監査法人が出揃ったということです。
トーマツはこれまでもミャンマーに関して、合弁や技術提携の検討に伴う現地企業の調査などを案件ごとに行ってきたが、今月、提携先の会計事務所大手デロイトが現地事務所と提携、これを活用し、近く日本人の担当者を常駐させる。
新日本監査法人は昨年10月、「新興国コンサルティング室」を開設、企業向けにミャンマーなど国別の専用窓口を設置し、現地の大手会計事務所と連携して進出支援を行っており、また昨年11月には、あずさ監査法人が提携するKPMGと、あらた監査法人の提携先、プライスウォーターハウスクーパースが相次いで商都ヤンゴンに事務所を開設している。
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