パイオニア、インドネシアでカーオーディオ生産開始へ
パイオニアが2013年から、インドネシアでカーオーディオの生産を始めるというニュースです。
主力とするカーナビゲーション市場の縮小が見込まれている中、クラリオンもタイ工場の生産量を拡大するなど、カーナビ各社は東南アジアやブラジルなど自動車市場の成長が見込める新興国でカーオーディオ製品の販路拡大を目指すということです。
パイオニアは13年春からインドネシアで市販向けのカーオーディオの生産を始め、電子機器の受託製造サービスを活用して年間100万台を生産し、今後順次拡大していく。
価格競争が激しいため、インドネシアでの生産を通じてコスト競争力を高める。
クラリオンは今秋からタイでカーオーディオなどの生産量を拡大し、東南アジアに多数進出する自動車メーカーからの採用を目指すほか、インドや中近東などへの製品の輸出拠点としての位置付けもある。
世界のカーナビ市場では今後、スマートフォンの急速な普及で製品の需要が減少する可能性が高く、カーナビ各社はオーディオ関連製品の需要増が見込める新興国での販売を強化して売り上げ維持をめざすということです。
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