JX日鉱日石開発、ミャンマー沖ガス田開発に参画へ
JX日鉱日石開発が3日、ミャンマー沖のガス田開発に参画すると発表したというニュースです。
タイ企業から鉱区の権益15%を取得する契約を締結し、来秋までに試掘を始める計画で、商業生産は2020年ごろに始まるもよう。
JX日鉱日赤開発が同国で権益を取得するのは20年ぶりのことで、同社は日本企業として唯一ミャンマーで生産中の鉱区を持ち、対外開放が進む同国での知見を生かし事業を拡大するということです。
JX日鉱日石開発は子会社を通じ、タイ国営石油会社PTT系の企業から「M―11鉱区」の権益を取得、金額は非公表で同時に仏トタルも40%を取得する。
同鉱区の天然ガスの資源量は数兆立方フィートと、世界的にみて中規模クラスと推定されており、試掘を通じ経済性を調べたうえで商業生産に移行する。
生産開始後は既存のガスパイプラインを活用し、ミャンマーやタイに販売するとみられる。
ミャンマーでは、JX日鉱日石開発の前身の日本石油が1991~92年に鉱区権益を取得し、同社が権益の19.3%を持つ「イェタグン・ガス田」が2000年から生産を始めている。
*画像と本文とは一切関係ありません。
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