日本政府、ミャンマーに対し円借款を来年再開
ミャンマーを支援する関係国会合が11日開かれ、日本政府がミャンマーに対し、円借款を来年再開することを表明したというニュースです。
ミャンマーの国際社会復帰に向け、債権国や世界銀行などが支援することで一致、日本政府が音頭をとって進めてきた同国の延滞債務問題は解消に向けて一歩進み、日本企業のミャンマー進出が一段と進む可能性があるということです。
今回の会合までに日本政府は約5千億円の延滞債務を解消すると国際社会に訴えてきたが、今回の会合では世界銀行やアジア開発銀行も来年1月に解消する方針を示したことでミャンマーの支援で世界の足並みが揃い、これまで経済制裁を続けてきた米の全面解除も引き出した格好。
日本政府は今後、ミャンマーに対し、農村開発や経済改革、インフラ投資で支援を行い、こうした場面で日本企業が参画していく機会が増えていく可能性もあるということです。
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