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兼松、ベトナムの酪農飼料事業へ進出

兼松が、ベトナムの乳業メーカーダラットミルク社に出資し、同社と酪農飼料供給において業務提携を行うことで合意したというニュースです。

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両者共同で酪農用配合飼料センターを設立・運営し、コーンサイレージなど酪農用発酵飼料の製造事業を行い、ベトナム国内販売と共に日本・韓国などへの輸出拡大も図る。
酪農用配合飼料センターは2015年までに稼働を本格化させ、2019年までに10万トン以上への生産規模拡大を目標にするということです。

兼松は長年、日本向けの酪農用飼料供給においてトップクラスの販売シェアを維持、日本では酪農用配合飼料製造・販売事業、米国や豪州では牧草集荷・加工事業も展開し、安全で安心な高性能飼料の安定的供給をしてきたが、今回の業務提携により、ダラットミルク社への飼料原料となる牧草・コーン・大豆粕などの供給を行うだけでなく、成長市場であるベトナムでの酪農用飼料の販売拡大と、飼料原料の生産拠点拡充を図っていく。

ダラットミルク社は夏場でも冷涼なダラット高原において、自社経営及び周辺酪農場合わせ数千頭分の原乳を集荷し、また数百ヘクタールの広大な自社農地を活用して飼料作物の栽培生産も行い、乳製品における一貫した生産事業を行っている。
また、粉ミルクやロングライフ牛乳が主流のベトナム市場において珍しく新鮮なフレッシュ牛乳やヨーグルト製品を、高級スーパーや高級コーヒーショップなどのハイエンド市場を中心に供給し、販売規模を過去5年間で10倍以上に拡大させている。

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