ベトナム進出のエマール 事業化へモデルハウス開設

住宅資材製造などのエマールグループ（栃木県小山市）が、ベトナム・ホーチミンに第１号のモデルハウスを開設、住宅販売事業を本格化させるというニュースです。

同グループは2009年9月にベトナム法人を設立、年60棟程度の販売を計画するほか、同国で大規模分譲地を開発する韓国の大手ゼネコンから、３００棟規模の建設オファーも寄せられているということです。
完成したモデルハウスは鉄骨３階建ての４ＬＤＫ、延べ床面積は約１２０平方メートルと、気温が高いベトナムでは外気を遮断するため、一般的に窓は少なくする。
しかし内外壁に最新の遮熱材を使用したほか、遮熱塗装を施すことで対応、日本メーカーらしい窓の多い造りとし、部屋の一部に琉球畳を使用し、和のテイストも演出した。
住宅の販売価格はモデルハウスと同規模で１８００万円程度で、富裕層の購入を見込み、今後月５棟の販売を計画。
ホーチミンで約３００区画の大規模分譲を計画する韓国のＧＳエンジニアリング＆コンストラクションから、住宅建設の依頼もあった。
１月のモデルハウス内覧会は現地の政府関係者やマスコミが多数訪れ、関心の高さをうかがわせたということです。

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