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サントリー、ベトナム飲料市場へ進出

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サントリーホールディングスが23日、米飲料大手ペプシコのベトナムの現地法人に51%を出資し、ベトナムの飲料市場に進出すると発表したというニュースです。
取得金額は非公表だが200億円程度とみられ、「ペプシ」ブランド商品を製造販売するなど、つながりの深いペプシコ社との連携を強め、東南アジア市場の基盤拡大につなげるということです。
サントリー傘下で東南アジアの飲料事業を推進するサントリー食品アジア(シンガポール)が、ペプシコのベトナムでの飲料・食品事業会社、ペプシコインターナショナルベトナムカンパニー(ホーチミン市)に51%出資、残る49%は引き続きペプシコが保有する。
同社を引き継ぐ新社「サントリーペプシコベトナムベバレッジ」(ホーチミン市)を来春にも立ち上げて事業を始め、茶や炭酸、コーヒー飲料などサントリーブランドの商品展開も検討する。
サントリーによるとベトナムの飲料市場は約1400億円規模。年10~15%程度の成長が見込めるということで、ペプシコはベトナムで飲料シェアが約2割、販売数量はトップで5つの自社工場を置くなど生産基盤も固めている。
サントリーは2011年、インドネシアで合弁会社を設立し、飲料製造を始めるなど東南アジア市場を強化、ベトナム進出などをてこに、東南アジア全域での15年売上高を11年比5倍の1000億円とする目標を掲げている。
また、飲料大手ではアサヒグループホールディングスがマレーシアなどで増産体制に入ったということです。

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