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城北スプリング製作所がベトナムに進出、現地法人設立

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ばね製造・販売の城北スプリング製作所(栃木県那須町)がベトナムに進出するというニュースです。
全額出資の現地法人を設立し、10月にも電子機器などに使うばね部品の生産を始め、工場は賃借するが、ほぼ年間売上高に相当する7000万円を投じる。
円高の長期化や顧客の海外生産拡大に対応し、今後の成長の柱に育てたい考え。
ベトナムのホーチミン市に現地法人「城北スプリングサイゴン」を設立、初期投資コストを抑えるため約1000平方メートルの工場は賃借する。
当初は10台の成型機を導入し、生産が軌道に乗る2~3年内には20台程度に増強し、従業員も約5人から30人程度まで増やす方針。
ベトナムでは精密ばねを中心に、デジタルカメラや家電用のほか胃カメラやコピー機などに使う部品200~300品目を生産し、現地に進出している日系企業に供給するほか、タイやインドネシアなど東南アジアへの輸出拠点としても活用する。
城北スプリングの2011年5月期の売上高は約7500万円で、顧客の海外進出の拡大など業界を取り巻く環境は厳しい。
ベトナム事業を伸ばすことなどで、13年5月期には1億5000万円と倍増させたい考え。

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