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出光興産、ベトナムに製造販売子会社設立

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出光興産は16日、ベトナム北部に潤滑油の製造販売子会社を設立し、2014年1月に生産を始めると発表したというニュースです。
日本の石油会社がベトナムに潤滑油の生産拠点を設けるのは初めてのことで、日系メーカーの現地進出に対応し需要の取り込みで先手を打ち、15年に約2万キロリットル、約28億円の売上高をめざす。

出光興産が全額出資し、13日付で出光ルブベトナム(ハイフォン市)を設立、資本金は2330万米ドル(約18億6000万円)。
出光興産のシンガポール子会社から調達した原料を調合する機能を担い、年産能力3万5000キロリットルのブレンド装置を建設し、工場稼働時で出光興産の出向5人を含む57人体制になる予定。
ベトナムの11年の潤滑油の国内販売量は35万キロリットルで、二輪車向けや四輪車向けのエンジンオイルの需要が拡大し、20年に53万キロリットルになるとの試算もあるようです。
出光興産はこれまでベトナム企業に委託する形で製造・販売しており、販売量は年3000キロリットル。
自社拠点の整備で、現地市場にあった製品を迅速に販売。
15年度に潤滑油の世界販売量130万キロリットル(11年度比37%増)の目標を掲げ、日系メーカーの海外進出に対応し、15年度に海外比率を50%(11年度は39%)に高める方針ということです。

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