藤田エンジニアリング、ベトナムに進出

北関東を地盤とする設備工事の藤田エンジニアリングがベトナムに進出するというニュースです。
空調機器の設置工事を手掛けるホーチミン市のタンユーに資本参加して技術者を派遣、省エネ技術などを供与して現地企業からの受注を獲得するということで、日本国内での設備投資が伸び悩んでおり、成長が続くアジアの需要を取り込む。

業務用エアコンやコンプレッサーなどを販売するタンユーに30％出資することで合意し、藤田エンジニアリングから技術者２人を役員として派遣。
タンユーの売上高は約10億円で、ペットボトルメーカーやビール会社など現地の有力企業を顧客に持ち、藤田エンジニアリングが得意とする省エネ技術を供与し、競争力を高める。
国内の大手ゼネコンや設備工事各社は建設需要の落ち込みに対応すべく、新興国に現地法人を設立するなどして事業を強化していくようです。

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