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中国語資格HSK、受験地を北海道から鹿児島まで26都市に拡大

HSK日本実施委員会が、9月7日(土)に実施する中国語検定「HSK」の試験会場を、受験者急増にあわせて全国主要26都市に拡大し、実施するというニュースです。

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HSKは、中国政府教育部(日本の文部科学省に相当)が公認する中国語資格で、数ある中国語検定の中でもHSKは最も広く世界に認知されている検定資格とされ、世界88の国と地域で実施されている。
HSKはTOEICなどの外国語テストに取り入れられているCEFに準拠していることから、グローバル企業を中心に中国語能力を測る世界共通基準の資格として活用されており、また、中国国内の大学では本科留学の際に必須の資格として採用され、中国留学を目指す学生には重要な試験と認識されている。
日本国内では2011年頃から日本語の過去問集や参考書が発売さたことも影響し、中国市場での活躍を目指すビジネスマンや学生を中心に受験者が年170%以上のペースで増えていることから、新たに22都市を追加し、26都市で実施するということです。
日本企業の中国進出も年々増加してきており、多くの企業が中国を中心としたアジアを重要拠点と位置付けている一方、企業が中国進出を進めるにあたり、課題となっているのは中国語でビジネスができる人材の不足になっている。
そのような時代背景を受けて、中国語を使ったコミュニケーション能力の測定と評価を目的として作られたHSKは、企業の人材育成の場で実践的な中国語を学ぶための基準として利用が広がっており、また、数ある中国語資格の中で中国政府が公認する資格という信頼性から新卒・中途を含めた人材採用の場での活用が進み、グローバル市場に活躍の場を求めるビジネスマン・大学生を中心に受験者が急増している。

公式サイト: http://www.hskj.jp/

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