三菱自動車、フィリピンでトランスミッション増産へ

三菱自動車が、フィリピンでトランスミッションを増産するというニュースです。

2000万ドル（約18億8000万円）を投じ、生産能力を約１割増強し、ピックアップトラックなどを生産するタイ工場に輸出する方針で、同社はフィリピンを重要市場と位置付けており、自動車の現地生産を増やすことも視野に入れているということです。
フィリピンでは三菱自動車の孫会社がトランスミッションを生産し、年間生産能力は47万5000台、６速トランスミッションを新たに生産する計画で、新設分の生産能力は年間６万台になる見込み。
フィリピンでは中間層が拡大しつつあり、三菱自動車は重要市場と位置付けており、乗用車など３車種を生産しており、2012年の生産台数は約１万5000台。
同社は先進国向けを縮小する一方、タイ工場で増産するなど東南アジアを成長の核と位置付けており、フィリピンでは自家用車を持つ人が増えるとみて、昨年11月にコンパクトカーの「ミラージュ」を投入した。

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