インドネシア・ベトナム・ミャンマー・マレーシア・中国・タイ・台湾等、海外進出に関連するニュースを毎日配信

  • 掲載記事数: 3673件
Home > トピックス > 大日本印刷、マレーシアに新工場建設へ

大日本印刷、マレーシアに新工場建設へ

大日本印刷がデジタル写真向けの印刷用紙の工場をマレーシアに新設するというニュースです。

SONY DSC

投資額は約50億円で、9月に完成し、東南アジアへの輸出拠点にする。
家庭向けの写真印刷用のほか、店頭の専用端末を使った印刷や証明写真などの業務用の需要を開拓するということです。
新工場はマレーシアのジョホール州にあるパシルグダン工業団地に建設、延べ床面積は1万1千平方メートル。
昨年7月に、新工場の運営と製品の製造・販売を担う子会社を現地に設立し、資本金は1億1900万リンギット(約35億5200万円)で、大日本印刷が全額出資しており、従業員数は130人。
インクリボンの染料をプリンターの熱で転写する「昇華型熱転写記録材」と呼ぶ写真印刷用紙を生産する。
銀塩写真と同等の品質を持ち、高速印刷が可能で、新工場では一般的なスナップ用写真に換算して、1カ月に約6千万枚分を生産する。
新工場で生産する製品とデジタル写真印刷機など関連機器で、2016年度に年間で40億円の売り上げを見込んでおり、行政に提出する書類にデジタル写真を添付したり、観光地で写真をその場で印刷したりするといった需要を開拓するということです。

関連記事はありません

この記事をソーシャルブックマークやミニブログへ登録・共有する

メルマガ登録/解除