シャープ、中東・アフリカ地域で大型液晶テレビ販売へ

シャープが中東・アフリカ地域で80型の大型液晶テレビを販売するというニュースです。

アラブ首長国連邦やカタール、ヨルダンなど６カ国でこのほど発売し、2013年１月にはサウジアラビアとオマーン、アフリカ南西部のアンゴラにも投入、国内市場の不振が続くなか、新興・途上国の開拓を急ぐということです。
販売する80型の価格は80万円前後で、13年には90型も投入する計画。
現地の売れ筋は３万円程度の30型前後だが、富裕層を中心に大型の需要が増えており、製品は日本やマレーシアから輸出する。
シャープの中東・アフリカ地域での液晶テレビの販売台数は12年に約40万台の見通しで、50型以上では韓国サムスン電子に次いでシェア２位となっており品ぞろえ拡充で首位をめざす。
シャープは現在、中東・アフリカ地域で液晶テレビのほか、冷蔵庫やエアコンなどを販売しているが、白物家電では13年から欧州式のガラス扉を採用した冷蔵庫や、水蒸気で調理するオーブンレンジなど高級モデルを投入する計画だということです。

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