バンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズと提携　みずほコーポ、進出企業を支援へ

みずほコーポレート銀行が、フィリピンの大手銀行バンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズと業務提携するというニュースです。

同国の金融機関と提携するのは初めてのことで、中国に進出するリスクが高まっていることを背景に比への進出を検討する取引先が増えているため、支援を強化する狙いということです。
バンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズは収益力で同国トップの銀行で、比最大財閥アヤラ・コーポレーションの傘下にある。
日本企業が進出する際に組む相手を紹介したり、進出後の口座開設や送金など金融取引で協力し、みずほは外資誘致を担当するフィリピン経済区庁とも提携し、比の税制優遇などの情報を日本企業に提供する。
中国では９月の反日デモ以降に対日感情が悪化しているほか、人件費も上昇しているが、比は2010年のアキノ政権の誕生で政情が安定し、インフラも整いつつあり、中国に次ぐ進出先として、労働力が豊富で賃金が安い比への関心が高まっている。
日本の大手企業の投資も増えており、これに伴い比に進出する中小企業にも対応する。

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