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イオン、カルフールのマレーシア現地法人全株を取得

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イオンが31日、仏カルフールのマレーシア現地法人の全株式を約150億円で取得したというニュースです。
同国での店舗数は従来の2倍の55店、売上高で現地最大規模に迫り、11月1日付で東南アジア事業の統括会社をマレーシアで始動させる。
2020年度までに現地の店舗数を計100店に倍増させるなど東南アジア事業を加速するということです。
買収したカルフールの現地法人を「イオンビッグマレーシア」に社名変更した上で存続させ、衣食住の商品を低価格で売る「ハイパーマーケット」26店の営業も続ける。
今後はイオンの現地法人「イオンマレーシア」が展開する中間所得層向けのスーパー29店と合わせて、幅広い消費者を取り込む。
11年度のイオンとカルフールのマレーシア事業を合わせた売上高は約1220億円で、現地で2位の英テスコを抜き、首位「GCHリテール」に迫る。
カルフールの低コスト運営のノウハウを活用するなどして店舗網を拡大し、20年度の売上高は2000億円規模になるとみられる。
地域統括会社「イオンアジア」が東南アジア事業全体を取り仕切り、14年度にベトナムとカンボジアに進出し、インドネシアへの出店準備も進める。
イオンの海外の地域統括会社は中国に続き2社目で、日本本社と合わせ「世界3本社体制」に移行し海外展開を急ぐということです。

*画像と本文とは一切関係ありません。

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