双日、インド物流サービス本格参入

双日がインドで物流サービスに本格参入するというニュースです。
南部の中核都市、チェンナイ郊外にインド初の日系工業団地を造成する計画を打ち出しており、同団地に進出する自動車関連メーカーを中心に事業を拡大、インドは産業インフラの整備遅れが課題だが、高品質の物流サービスを提供し、日系企業の事業展開を後押しするということです。
物流サービスはグループ会社の双日ロジスティクスが展開し、12月にはチェンナイに物流担当者も置き、まず2014年にも操業を始める工業団地への入居企業向けにサービスを提供する。
具体的にはインドへの生産設備の輸送・移設や、原材料の調達・物流を支援し、倉庫管理や関税対応の業務も手掛ける。
インド国外からの部材の輸入や、アジア域内の部品相互供給作りも支援する。
双日はチェンナイ近郊でインド企業と合弁で工業団地を開発しており、土地の買収手続きが完了し、13年にも建設を始める予定。
完成時には40～50社の自動車関連企業を中心に日系企業が入居する見通しで、車で30分以内には日産自動車と仏ルノーの合弁工場のほか、韓国・現代自動車や独ダイムラーの完成車工場があり、こうした完成車工場への部品の定期便輸送も提供する予定。

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