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日清食品、バングラデシュで即席麺を生産

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日清食品ホールディングスがバングラデシュで貧困層向けの「ベース・オブ・ピラミッド事業」に参画するというニュースです。
2014年にも栄養価を高めた即席麺を現地で生産し、非政府組織(NGO)などを通じて売り出すということで、価格は十数円に設定し、妊婦や幼児などの需要を見込む。
採算性を見極めるため、現地の市場調査に着手し、早ければ、13年にも工場の建設を始める。
当初は調理が簡単な栄養食として、袋入り即席麺を販売する計画で、貧困層の日常的な食事では不足しがちなビタミンやヨウ素、鉄分などの栄養素を多く入れる方針。
生活物資を販売するNGOに加え、独自に現地の女性を組織化し、農村部などへの販路を確保。
バングラデシュは洪水被害が多いため、避難所に即席麺を保管し、有償販売することも検討する。
バングラデシュの即席麺市場は現状で年約1億食で、今後は年20~25%の伸びが見込まれている。
日清食品は現地市場への参入後、5~6年をめどに15~20%のシェア獲得を目指すし、将来の経済成長を見据え、現地でのブランド浸透を進めるとともにベース・オブ・ピラミッド事業のノウハウを蓄積、アフリカなどでもベース・オブ・ピラミッド事業を手掛けていく考えということです。

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