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住友ゴム工業、新興国に7工場建設

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住友ゴム工業が26日、新興国でのタイヤ生産増強などを柱とする2020年までの長期ビジョンを発表したというニュースです。
計画を表明済みのトルコを含め、ロシアやアフリカなど新興国で7工場を建設し、投資額は年間500億~700億円。
新興国の旺盛なタイヤ需要を取り込み、収益力を高めるということです。
世界で18工場体制を構築、販売拠点も新興国を中心に31カ所と7カ所増やし、併せて現地の幹部人材育成にも取り組む。
新興国でのタイヤ販売比率を20年に37%と11年より16ポイント伸ばす計画で、特に中国のタイヤ市場の急拡大を見込んで中国の販売比率は17%と6ポイント引き上げる。

20年12月期に売上高で今期予想比68%増の1兆2000億円、営業利益で2.2倍の1500億円をめざす。
タイヤ需要の増加で天然ゴム価格の上昇を見込むが、低燃費タイヤや、石油由来でない材料を使ったタイヤなど製品の付加価値を高め、営業利益率は今期予想の9%から12%以上に引き上げる。
また、海外自動車メーカーとの取引拡大や、農機用タイヤやスポーツ事業の強化も進めるということです。

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