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NTTドコモ、中国移動とスマートフォン向けアプリ相互提供へ

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NTTドコモが中国携帯電話事業首位の中国移動(チャイナモバイル)とスマートフォン向けアプリの相互提供を年内をめどに始めるというニュースです。
ドコモは既に中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)と共同で中国向けにゲームを配信しており、成長が続く中国市場向けにコンテンツ配信を本格化させるということです。

ドコモは自社のコンテンツ配信サイト「dメニュー」内にあるゲームなど数十のアプリをチャイナモバイルが運営するアプリ配信サイトを通じて販売する一方、チャイナモバイルはドコモのdメニュー内に専用コーナーを立ち上げ、アプリを販売、コンテンツの内容はお互いの言語に翻訳して利用しやすくし、日本国内で扱うアプリの価格は無料から数百円を想定している。
ドコモは2011年1月にチャイナモバイル、韓国のKTの3社でスマートフォン向けサービスや高速の携帯電話サービス「LTE」のインフラ技術開発などで業務提携しており、ドコモとKTは11年8月からアプリを相互配信している。
中国の携帯電話加入件数は約10億件で高速通信サービスの利用者も増えており、うち3分の1が携帯でインターネットを利用しているとみられる。アプリの販売も急増しており、ドコモは7月に百度とコンテンツ配信の合弁企業を中国に設置し、DeNAなどのゲーム販売が決定している。
ドコモは海外でのコンテンツ配信やサービス事業で15年度に現在の20倍の2000億円の売上高を目指しているということです。

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