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米エンターテインメント産業、中国に拠点設置、テーマパーク建設

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米エンターテインメント産業大手が相次ぎ中国に拠点を設置し始めたというニュースです。
地元資本と組み、中国市場に合わせた映画やミュージカルを制作、1日1館のペースで映画館が開業している中国を、頭打ち状態の本国に代わる市場としたい考え。

米アニメ制作大手ドリームワークス・アニメーションSKGは今月7日、上海で開いた中国法人の設立記者会見で「上海を中国最大のアニメ制作拠点にする」との目標を掲げた。
第1弾として人気映画「カンフー・パンダ」の3作目を上海で制作、今後スタッフを2000人体制に拡大し、年に1~3本のペースで中国を題材にしたアニメ映画を発表する。
ドリームワークス・アニメーションSKGはミュージカルやコンサートにも進出する予定で、これらの作品を発表する場としてスタジオ、映画館、劇場を一堂に集めたテーマパーク「ドリーム・センター」(夢中心)を2016年に上海市に開くことも発表。
総投資額は200億元(約2460億円)で、ニューヨークの劇場街になぞらえ「中国版ブロードウェー」を目指す。
また、ジェームズ・キャメロン監督は8日、天津市に3D映画を専門とする制作会社を設立すると発表。
米ウォルト・ディズニー社は15年の開業を目指し上海ディズニーランドに着工した。

中国では映画館の建設ブームが進み、1日1館のペースで開業が続き、スクリーン数は年内に1万1800程度まで膨らむ見通し。

一方で、中国では公開できる外国映画は年間に34本に限定され、当局の検閲に合格しなければ枠に入ることができず、映画の公開時期も当局が決めるため、ハリウッド勢が狙い通りに興行戦略を実行できないこともある。

*画像と本文とは一切関係ありません。

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