伊藤忠商事、イラクでツナ缶販売、中東での販売拡大へ

伊藤忠商事が食料品事業で中東市場を開拓するというニュースです。
イラクでツナ缶の販売をはじめたほか、イエメンなど周辺国でも販売量を増やす。
中東では復興需要や人口増加に伴う内需の拡大で、食料品の消費が増える見通し。
伊藤忠はツナ缶の販売数量を2012年度に前年度比３割増に引き上げる計画で、イラクではこのほど現地の販売代理店と契約を結んでおり、同国のスーパーや小規模な個人経営の店舗などで販売するということです。

イラクでは復興需要などで商機が広がっているとされ、プラントや道路などインフラ関連のビジネスは活況で、国内消費も徐々に回復していることから食料品ビジネスを広げる。
イエメンでは販売する店舗数を増やすなどして12年度の販売数量を11年度比２倍に増やし、中東での販売拡大に向け、伊藤忠商事が47％、はごろもフーズが33％を出資するインドネシアのツナ缶工場をフル生産体制に引き上げるほか、タイの現地企業が運営するツナ缶工場へのＯＥＭ製品を増やし、各国への輸出を増やすということです。

関連記事はありません