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ミートコンパニオン、和牛肉をタイへ本格輸出

食肉卸のミートコンパニオン(立川市)が5月から埼玉県、群馬県産の和牛肉をタイへ本格輸出するというニュースです。

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現地の合弁企業から百貨店や高級レストランなどに販売し、3年後をめどに月間輸出量を5000キログラムと現在の10~17倍と大幅に増やす計画で、経済成長により高級肉消費の急速な拡大が見込めるタイなど東南アジア市場を開拓するということです。
タイの食肉バイヤーに安全性をアピールする狙いで、飼料や医薬品を獣医が調べたうえで育てた和牛の肉を輸出。
埼玉、群馬の両県産を中心とするが、九州・沖縄産や食肉市場で独自基準により仕入れた和牛肉も一部含める。
タイの百貨店では和牛肉のロースを100グラムあたり2000円前後で販売しており、日本国内の1000~1500円と比べて高く、採算は合うと判断。
ミートコンパニオンは現在、タイに和牛肉を月間300~500キログラム輸出しており、2月に設立した現地法人を通じて現地のニーズを把握するとともに、様々な食べ方も提案する。
タイでの牛肉の食べ方はステーキが圧倒的で、輸出する部位はロースなど高級品に偏っているため、ロースに比べてやや安価な「もも肉」の消費拡大も目指し、すき焼きやしゃぶしゃぶ料理を現地で紹介しながら販促するということです。

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