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ホンダ、タイ四輪工場の生産能力増強へ

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ホンダがタイ四輪車工場の生産能力を2割増強するというニュースです。
現在の年24万台を2013年度中に約29万台へ引き上げ、タイ工場は昨年、深刻な洪水被害を受けたが、今春の操業再開後は好調な需要に生産が追いつかない状況。
ホンダは能力増強にあたり、洪水発生の可能性が低い別の地域に新工場の建設を検討中だが、当面の需要増に既存工場の能力引き上げで対応するということです。
小型セダン「シティ」や新興国専用車「ブリオ」などの乗用車を生産するタイ中部のアユタヤ工場に20億~30億円を投資し、溶接や塗装工程の設備能力を引き上げる。
同工場は昨年10月、タイ中部を襲った大洪水で浸水。今年3月末に再開するまで、半年間の操業停止に追い込まれていた。
東南アジアの自動車市場が急拡大する中、部品など裾野産業が集積し、周辺国への輸出拠点でもあるタイの重要性は増しているが、このためアユタヤ工場の操業は維持・拡大する一方、15年稼働を目指して国内他地域で新工場を建設する方針で、リスク分散と両にらみで能力増強を図る。

タイでは日産自動車が14年に年産15万台の新工場を稼働させる計画、トヨタ自動車やいすゞ自動車、三菱自動車も軒並み増産に動いており、15年時点の生産能力合計は300万台を超す見通しだということです。

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