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ジェイテクト、ドライブシャフトの主要部品を海外で自社生産へ

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自動車部品のジェイテクトが「等速ジョイント」と呼ぶドライブシャフトの主要部品を海外で自社生産するというニュースです。
2013年にタイの生産ラインを本格稼働させるほか、14年には北米でも生産を始め、アジアや北米で自動車需要が拡大するなか、供給体制を整え、世界首位の英GKNなどを追い上げるということです。
タイ南部チャチェンサオ県の工場に新棟を設置し、来年3月にも等速ジョイントの生産ラインを稼働させる。
投資額は30億円強で、生産能力は月4万本(台数換算で車2万台分)程度で、来年中にさらに1ラインを増設し、中長期では4ラインまで増やす見通し。
等速ジョイントはハンドルの操作に応じて継ぎ手の角度を変え、エンジン動力をタイヤに伝える部品で、ジェイテクトは現在日本だけで生産し、世界シェアが5%程度(部品会社で3~4位)。
タイでは英GKNとの合弁会社で手がけていたが、自社製品を開発するため、今年に入って合弁を解消。
軽量化などにめどがつき、日系自動車メーカーがタイなどで発売する新型車への採用が決まったということです。

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