いすゞ自動車、新工場完成 タイ事業強化へ
いすゞ自動車がタイで建設していた1トンピックアップトラックの新工場が完成し、29日に開所式を開いたというニュースです。
ピックアップの世界供給基地である同国の年産能力は3割増の40万台となり、タイ事業は今後も強化するということです。
いすゞ自動車はタイ東部にサムロン、ゲートウェイの2工場を持ち、中大型トラック専用だったゲートウェイの第2工場として、180億円を投じた年産9万台の新ラインが稼働。
サムロンと合わせて、世界約100カ国・地域に輸出している主力車「ディーマックス(D―MAX)」を生産する。
タイ生産は昨年の大洪水や法定最低賃金の大幅引き上げなど逆風も吹くが、日中関係が冷え込む中で、現時点でカントリーリスクが少なく、周辺国を含めた需要も大きいタイは、中長期でも重要な役割を担うということです。
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