リース会社がアジアで中古機器売買へ
リース会社が相次いでアジアで工作機械などの中古品の売買事業を始めるというニュースです。
三菱UFJリースは今月末にタイで中古品売買の免許を取得、中古工作機械を販売、日立キャピタルは中古品売買の専業会社と組んで、今年度中に中国やシンガポールで中古の医療機器を販売するということです。
三菱UFJリースはバンコクに営業拠点を開設し、8月から販売開始、タイに進出している日本企業から中古の工作機械や建設機械を買い取り、販売する。
価格は新品に比べて半額程度で中古工作機械の流通市場をつくりだし、3年で500程度の販売数を目指す。
日立キャピタルは中古品売買専業のエム・キャストやエベレックス・ジャパンと組み、中国やシンガポールで医療機器を販売、日本の病院からMRIやレントゲンなどを買い取り、新品の約1割の価格で現地の医療機関に売る。
新興国の設備投資は旺盛で、中古品の売買は今後大きな市場に成長すると予想されており、他の大手リース会社も参入を検討しているということです。
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