ＪＣＢ、アジアの事業を拡大へ

ＪＣＢがアジアの事業を拡大するというニュースです。
ラオスの銀行と提携して2013年から現地でクレジットカードを発行、３年間で数万枚を計画し、トップシェアを目指す。
バングラデシュで来年春にカードの発行を始め、ベトナムでは提携先の銀行を広げ、地盤を固めた中国や韓国に加えて、カードのインフラが整っていない新興国の成長市場を開拓するということです。
週内にラオスの民間銀行、ポンサバンバンクと提携する契約を結び、ポンサバンバンクが現地でＪＣＢカードを発行し、３年間で約１千の加盟店舗網をつくる。
ＪＣＢがラオスの銀行と提携するのは初めて。
現在、ラオスで発行されているクレジットカードは１万～数万枚程度で、使えるのは高級ホテルやレストランなど１千カ所程度に限られており、経済面で結びつきが強い隣国のタイにはＪＣＢの加盟店が多く、ラオスの需要も膨らむとみている。

バングラデシュでは来年３月にも提携先の現地銀行、プライムバンクがカードの発行を始め、今後は提携銀行を増やす計画。
ＪＣＢにはインドでの事業展開の足がかりにする狙いもある。
また、ベトナムでは今月に入って大手商業銀行サコムバンクと提携し、ベトナムでの提携銀行は３行に増え、６月にはインドネシアでもカードの発行を再開している。

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