インドネシア・ベトナム・ミャンマー・マレーシア・中国・タイ・台湾等、海外進出に関連するニュースを毎日配信

  • 掲載記事数: 3673件
Home > インドネシア > トヨタ、タイでディーゼルエンジン生産能力倍増へ

トヨタ、タイでディーゼルエンジン生産能力倍増へ

61879522

トヨタ自動車が18日、タイでディーゼルエンジンの生産能力をほぼ倍増させると発表したというニュースです。
約400億円を投じ、新興国向け戦略車「IMV」に搭載するディーゼルエンジンの年間生産能力を、2015年までに9割増の61万基に高め、生産能力増強で、需要の伸びる新興国の市場開拓を加速するということです。
生産能力を増強するのはタイのエンジン生産子会社、サイアム・トヨタ・マニュファクチャリングの工場で、新たに約450人を雇用する。
同社のタイでのエンジン年産能力はガソリン用を含め現在90万基で、うちディーゼルエンジンは32万基。
タイ国内で生産する車両に搭載するほか、周辺国のIMV組み立て工場への輸出拡大も検討する。
IMVは新興国向けの戦略車で、タイでは11年に33万8000台を販売実績があり、インドネシアやフィリピン、インドなどでも販売を強化している。
トヨタは新興国での販売比率を11年の45%から15年をめどに50%に高める方針で、これに伴い、タイの乗用車の生産能力を67万台から13年半ばまでに76万台に増やすなど、新興国での能力拡大に取り組んでいる。

関連記事はありません

この記事をソーシャルブックマークやミニブログへ登録・共有する

メルマガ登録/解除