デンソー、インドネシアに新工場建設

デンソーがインドネシアに新工場を建設するというニュースです。
約100億円を投じ、スターターなどエンジンの駆動装置を2014年にも生産する。
インドネシアはＡＳＥＡＮ域内でタイと首位を競う自動車の成長市場で、現地生産により需要増に対応、低コストにして現地の日系自動車大手などへ供給するということです。
デンソーとしてはインドネシアで３番目の工場になり、ジャカルタ郊外の西ジャワ州にある既存工場の隣接地に建てる。
年内にも着工、14～15年に操業し、スターターのほか、オルタネーター（発電機）、燃料ポンプ、エンジン制御ユニット（ＥＣＵ）などを生産する見込み。
インドネシアでデンソーはすでにカーエアコンやラジエーターを生産、同国内に進出している日系自動車大手などへ供給しているが、エンジンの駆動装置についてはタイやベトナムなどの工場から輸送していた。
現地生産により輸送費を削減するなど競争力を高める。

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