ＯＳＧ、東南アに再研磨工場稼働　切削工具の需要拡大に対応

切削工具大手のＯＳＧがベトナムのハノイとインドネシアのジャカルタで、使用済みの切削工具を再研磨する工場をそれぞれ稼働させるというニュースです。
顧客企業から摩耗した工具を回収し、再研磨して納入、自動車や二輪車メーカー向けを中心に切削工具の需要が拡大している東南アジアで、顧客への支援体制を強化するということです。

ハノイの工場は2013年１月、ジャカルタは同年４月に稼働予定、それぞれ土地と工場を賃借し、切削工具を研磨する設備を導入する。
投資額は300万ドル（約２億４千万円）程度の見通しで工場では金属部品に穴を開けるドリルや削り出しに使うエンドミルの刃先を研ぎ直し、コーティングを施して新品同様の切れ味に再生する。

ベトナムとインドネシアには同社の再研磨工場がないため、顧客は工具を使い捨てにするか、他の業者に再研磨を依頼する必要があった。

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