水処理オルガノ再進出へ、海外事業を強化
水処理装置大手オルガノ、インドネシアへの再進出を検討というニュースです。
2001年に拠点を開設、当初期待したほど業績が伸びずに08年に撤退していたが、 発電所向けや一般産業向けの純水製造システムや排水処理システムの需要を取り込みたい考えだ。
再進出の理由について、「以前とは違い国内経済が活況を呈しており、 政府主導で発電所の建設計画が進められているほか、日系企業の進出が加速している」ということで、 発電所向けの水処理施設だけでなく、日系企業の工場用などビジネスチャンスを見込んでの再進出のようです。
海外拠点は1986年に設立したマレーシアのほか、中国、台湾、シンガポール、タイ、ベトナムに展開しており、 今年はこれら地域の営業強化策として、従業員を現在の約100人から30人増員する計画。
12年3月期連結決算は、売上高が前期比12.3%増の685億円、海外売上高は9.5%減の86億円で、海外比率は12.7%ですが、 今期の海外売上高は前期比4割増の120億円、売上高全体の16.0%を目指し、 東南アジアでは、このうち33億円を見込むとのこと。
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