インドネシア・ベトナム・ミャンマー・マレーシア・中国・タイ・台湾等、海外進出に関連するニュースを毎日配信

  • 掲載記事数: 3673件
Home > インドネシア > インドネシアの二輪車、5月も2ケタ減

インドネシアの二輪車、5月も2ケタ減

16655423

中国、インドに次ぐ世界3位の二輪車市場インドネシアで、小型二輪車の販売・生産が減速しているというニュースです。
5月の国内販売台数は前年同月に比べて13%減少し、3カ月連続の2ケタ減、生産台数も同11%減。
補助金付きガソリンの値上げ計画やローンの規制の影響で、小型機種を中心に低所得層が買い控えた。
二輪車工業会がまとめによると5月の国内販売台数は、61万1251台で首位ホンダは前年同月比4%減、2位のヤマハは同29%減ということで、
インドネシアの二輪市場の95%超を占めている日系メーカーの販売減に直結しているようです。

インドネシア市場の大半を占める100~125ccクラスのスクーター型などは月収数万円の層が主な購入者ということで、ローンの融資条件や物価変動の影響が消費に直結し、15日に頭金に下限を設ける規制が始まることで消費の一段の減速は避けられない様子。

一方で中間~富裕層に人気の中排気量車(150~250cc以上)にほぼ特化する川崎重工業は、5月の販売が前年同月比68%増の1万2357台。
生産も同63%増と好調で、高級感を持たせた機種などが受け、需要の取り込みに成功したもよう。

関連記事はありません

この記事をソーシャルブックマークやミニブログへ登録・共有する

メルマガ登録/解除