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インドネシア、ベトナムで鉱石輸出を規制する動きが

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本日の日経朝刊でこんな記事が掲載。

「日本や中国、インドなどへの鉱物資源の供給元である東南アジアの国で、鉱石輸出を規制する動きが広がってきた。インドネシアは2014年に輸出禁止を計画し、その前段としてニッケルなど65種の未加工鉱石に輸出関税を導入。ベトナムもレアメタル(希少金属)の国内加工を義務付ける。」

インドネシアの規制で日本への打撃が大きいのが、輸入依存度が53%と高いニッケルとのことですが、日本の製錬設備の多くはインドネシア産鉱石の性質に対応しているため、他国産では代替しにくいとされているようです。
因にニッケルはステンレスの材料。ステンレスは鉄道車両や産業用パイプなど幅広く使われており、調達難の影響の拡大も懸念されている。

両国とも輸出を規制する半面、資源の開発・加工までを手がける業態で外資が参入することは可能で、出資比率などの条件を満たせば、外国企業の参入を歓迎するということなので、こんな所にも海外進出の動きが出てくるのでしょうか?

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