富士通、東南アジアでIT環境整備サービスを提供
富士通が東南アジアで、企業のオフィスで使われる業務用システムなどIT機能を丸ごと提供するというニュースです。

通信ネットワークなどIT環境を整備するほか、顧客が少ない投資でシステムを使えるクラウドサービスも割安な料金で利用できるようにする。
まずタイでサービスを始め、クラウドは業務システムを構築するためのサーバー環境そのものを貸し出したり、メールやセキュリティーなどのサービスも提供し申し込みから最短5営業日で使える。
これまではシンガポールのデータセンターから国際回線を経由するしかなかったが、タイ国内にセンターを置いてサービスの品質を高めてコストも下げ、月額料金は従来より3割安く、現地企業並みの1万5000円程度からに設定した。
タイではオフィスのIT環境を一括して構築するサービスも始めており、顧客企業は約1カ月あれば、現地で業務を始めることができ、料金はタイの場合、月額1万5000バーツ(約4万7000円)からに設定した。
富士通はインドネシア、フィリピンやベトナムなど東南アジアの主要国で同様の事業を展開していく予定で、インドネシアとフィリピンにはデータセンターを新設し、15年3月期をめどにサービスを始める方針ということです。
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