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みらい、モンゴルで野菜工場を販売

植物工場の開発・販売を手がけるみらい(千葉県松戸市)がモンゴルに進出するというニュースです。

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地元飲食店などに照明を使った水耕栽培型の野菜工場を販売、寒さが厳しいモンゴルでは冬に屋外で野菜を栽培するのは難しいとされ、工場生産することで富裕層の需要を開拓できる点を売り込むということです。
6月にも首都ウランバートルで全額出資の現地法人「みらいモンゴル」を設立、植物工場内の二酸化炭素(CO2)や養分の濃度は通信回線を通じて日本から遠隔管理し、現地法人は顧客対応や資材配送などを担当する。
照明を使った植物工場は葉物野菜の栽培に適し、床面積500平方メートルの工場で1日約3360株のレタスを収穫できる。
モンゴルでは冬は露地栽培ができず、中国などから輸入しているということだが、水処理システムを備え、水質が悪くても野菜をつくることが可能になる。
なお、販売価格は1平方メートルあたり約30万円。

鉱物資源が豊かなモンゴルでは富裕層が増え、健康志向が高まりつつあり、冬に農薬を使わない安全な生野菜を食べたいという需要を取り込み、2015年までに同国で年間3億円の売り上げをめざす。
みらいは04年に設立。千葉大学内に研究開発拠点(千葉県柏市)を持ち、中国での現地法人設立も検討しているということです。

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