日本通運がエジプトに現地法人設立へ

日本通運がアフリカに進出するというニュースです。

2013年１月にエジプトに現地法人を設立し、同国をハブに、中東―欧州―アフリカをつなぐ陸海空の物流網を築き、北アフリカでの陸送サービスも検討する。
スエズ運河を擁し、物流の要衝である地域に足場を設け、現地で欧州向け製品を生産する日系メーカーなどの需要を取り込むということです。
エジプトの首都カイロに資本金約１億３千万円で「エジプト日本通運」を設立し、まず約20人の社員で営業を始める。
日通の進出先としては39カ国目となり、アジアから欧州への貨物の中継地までネットワークを広げることで、企業向け国際物流サービスを拡充し、カイロ近郊に倉庫を建設する計画もある。
北アフリカでは主に日系企業の自動車や機械、プラント、食品関連の物流需要があるとみており、アフリカに拠点を持つ欧米企業の物流需要も開拓する。
エジプトは８千万人以上の人口を抱え、経済成長に伴って国内の物流需要も増えると判断し、陸送網への投資も進める考えだということです。

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