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クボタ、中国で産業用ディーゼルエンジン生産へ

クボタが26日、2014年夏から中国で産業用ディーゼルエンジンを生産すると発表したというニュースです。

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13年1月に資本金68億円で生産子会社をつくり、18年度に年10万台を生産する。
自社の農業機械などに搭載するほか現地メーカーにも外販し、中国のエンジン需要は景気減速を受け足元では落ち込んでいるが、中長期で増えると判断し、現地生産で価格競争力を高めるということです。
クボタの中国統括会社が全額を出資し、久保田発動機無錫を江蘇省無錫市に設立、18年度の従業員数は約300人を見込み、売上高で250億円を目指す。
エンジン事業の主力製品である縦型ディーゼルエンジンを製造、海外の生産拠点はタイに続いて2カ所目で、トラクターやコンバインなどの農機、小型建機、フォークリフトなどに搭載される。
立ち上げ当初は同じ無錫市にある同社の建設機械工場や蘇州市の農機工場向けにエンジンを供給し、15年夏には現地メーカーや欧米メーカーの中国拠点にも販売する。
クボタの中国事業は建機販売が落ち込む一方、農機販売は好調という。
クボタはこれまで縦型エンジンをすべて国内で生産していたが、10月にタイで量産を始めた。
現在の生産能力は3拠点ある日本が年65万台、タイが12万台で、今後、国内拠点は日米欧で強まる排ガス規制に対応した高機能エンジンを中心に生産し、需要増が見込まれる新興国向けはタイや中国から供給するということです。

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