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クラシコ、ファッション性重視の白衣を海外販売

白衣を製造販売するクラシコが8月から、ファッション性を重視した白衣の海外販売を本格的に始めるというニュースです。
このほど米国と台湾に子会社を設立し、細身のデザインなどにこだわる医療関係者の需要を取り込み、現在5%程度の海外売上高比率を3年で50%に高める考え。

同社が100%出資で設立した米国子会社は米国やカナダ、英国、メキシコ、台湾子会社は台湾と香港を中心に販売を始め、主力商品であるコート型の白衣と手術衣を手始めに現地ニーズを見極め、取扱商品や販路を広げる。

成長市場の南米や中国、ロシアへの展開も視野に入れるながらも、現地子会社を通じてきめ細かな顧客対応やマーケティングを可能にするほか、円高による割高感を抑えるため現地周辺の縫製業者を開拓する狙いもある。

クラシコは大量生産型の白衣に飽き足らない医師らの需要に着目し、スーツの仕立て技術を応用した立体的なデザインや光沢感のある素材の白衣・手術衣を提案するメーカーとして2008年に設立した。
価格は白衣で2万円前後と従来品の約6倍だが、09年に立ち上げた英語版の通信販売サイトでは欧米・アジアや中東・アフリカなど約30カ国・地域から引き合いがあったという。

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