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三井物産、台湾の衣料品インターネット通販会社に出資

三井物産がアジアで衣料品のインターネット販売事業に参入するというニュースです。

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台湾大手の衣料品ネット通販会社に出資し、今秋から日本の婦人服を供給して品ぞろえを拡充、台湾のほか中国や東南アジアで販売する。
出資先は東京著衣(トーキョーファッション)、同名の衣料品のネット通販サイトを運営しており、婦人服のネット通販では台湾で最大手。
独自に企画した商品を中国で生産し、台湾や中国、東南アジアに販売しており、20代の女性が購買の中心で、2012年12月期の売上高は前の期の2倍の40億円に急成長している。
三井物産は同社に20%を出資し、創業メンバーに次ぐ実質的な第2位株主となり非常勤の取締役1人を派遣する。
三井物産が衣料品のネット通販事業を手掛けるのは初めてのこと。
三井物産は日本国内の衣料品メーカーの受託生産を手がけており、取引先企業を含めて10~20の日本のブランドの婦人服を東京著衣を通じて販売する。
東京著衣が抱える160万人分の購買履歴を活用し、アジアの消費者のし好に合った商品を供給する。
東京著衣は三井物産との提携を機に今秋、日本語版のサイトを開設し、日本で婦人服の販売を始め、5年後に東京著衣で300億円の売上高を目指す。
三井物産の推計ではアジアの衣料品のネット通販市場は11年で1兆2千億円で、16年には4兆4千億円と4倍近くになる見通し。

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