タカラトミー、「リカちゃん」シリーズの海外展開

タカラトミーが着せ替え人形「リカちゃん」シリーズの海外展開を進めるというニュースです。
リカちゃんの友達などという設定で新たな人形を開発、まず台湾で「ビッキーちゃん」を発売し、百貨店などの玩具売り場にシリーズの専門コーナーも設けるということです。
台湾生まれのビッキーちゃんは台北のアメリカンスクールに通う11歳の女の子という設定で、現地の子供への調査などをもとにリカちゃんより目を大きくしたり、髪をウエーブさせたりした。
台湾では2017年３月期にシリーズ全体で現状の3.5倍の年間５億円の売上高を見込む。
台湾の専門コーナーは「リカステージ」の名称で展開し、第１号を台北市の百貨店「新光三越台北信義新天地Ａ８館」に設け、他の百貨店などにも広げ、ビッキーちゃんの家族なども順次売り出す方針。
海外での専門コーナーの展開は初めてのことで、リカちゃんシリーズの売上高は12年３月期で35億円。
海外での販売は台湾と中国、香港のわずかな取り扱いにとどまっていた。

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