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木徳神糧、台湾で低たんぱく米の製造販売

コメ卸大手の木徳神糧が、台湾でたんぱく質の含有量が少ない加工米の製造販売に乗り出すというニュースです。

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木徳神糧が80%、台湾のユニオンライスと食品原料製造の長田産業がそれぞれ10%を出資し、台湾に合弁会社を設立、約3億5000万円を投じて台湾南部に工場を建設し、2015年秋に稼働させる。
現地で精米を仕入れて酵素を使ってたんぱく質を除去し、含有量を通常のコメの25分の1に減らす。
日本では13年7月から小規模生産し「真粒米」のブランドで販売しているが、台湾工場の製造能力は日本の3倍の月30トン、価格は通常のコメの5倍程度となる見通し。

台湾で販売するほか、中国やシンガポールなどに輸出する計画で、日本では腎臓病患者は国民の1割強いるとされ、腎臓の負担となるたんぱく質を減らす食事制限に取り組んでいる人も多く、アジアでも腎臓疾患に対する認識が高まっていることから、海外市場を開拓するということです。

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