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丸紅と日本ハム、ミャンマーで鶏肉事業に参入

丸紅と日本ハムがミャンマーで食肉用の鶏の飼育・加工販売事業に参入するというニュースです。

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2013年度中に現地企業と合弁会社を設立、35億円を投じ飼料生産から鶏肉加工まで一貫して手掛ける。
ミャンマーでは中間層の拡大や所得向上に伴い食肉の消費量が増えており、丸紅などは国内で培った畜産技術や安全管理ノウハウを生かし、成長市場でシェア獲得を目指す。
日本企業が畜産事業でミャンマーに進出するのは初めてのことで、合弁会社はミャンマーの中堅商社が51%、丸紅と日ハムが計49%出資する方向で調整中、出資比率は変わる可能性があるが、日系2社の出資額は折半、出資額は今後詰める。
13年度中にミャンマーの最大都市ヤンゴン郊外に、延べ床面積2万平方メートルの飼料工場と養鶏農場などを建設し、15年にニュージーランドや豪州から親鳥を輸入して卵を産ませ、農場でブロイラーに育成する。
食肉のまま出荷するほか、18年からはソーセージやチキンナゲットなど加工品を生産する工場も新設する。
飼料は年20万トン、ブロイラーは同600万羽から生産を開始し、18年度までには倍の約1200万羽(1万5千トン)に引き上げ、年間100億円程度の売り上げを目指す。
ミャンマーの畜産市場は鶏肉が最も大きく、鶏肉の消費量は年100万~110万トンで23年には2倍に膨らむ見通しだということです。

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