ユニ・チャーム、ミェンマーで日用品大手を買収

ユニ・チャームがミャンマーの日用品大手、ミャンマー　ケア　プロダクツ（ヤンゴン）を買収するというニュースです。

投資額は数十億円とみられ、６月中にも完了、人口が約6000万人と多く出生率も高いミャンマーでは、民主化や市場開放に伴う所得水準の上昇で紙おむつや生理用品の市場拡大が見込まれており、Ｍ＆Ａを活用し成長市場での需要取り込みを急ぐということです。
ミャンマー　ケア　プロダクツはミャンマーで「Ｅｖａ」というブランドで生理用品を展開し、現在のシェアは５割強で、市場規模から推定すると、2012年の売上高は20億円程度とみられる。
ミャンマー　ケア　プロダクツの親会社であるシンガポールの投資ファンドなどから、ほぼ全株を買い取り、ユニ・チャームは自社ブランドの商品とミャンマー　ケア　プロダクツの商品を併売し、20年に売上高70億～80億円を目指す。
ユニ・チャームは11年にベトナムの乳幼児用紙おむつ大手を買収しており、アジアでのＭ＆Ａはミャンマー　ケア　プロダクツが２件目だということです。

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