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ロート製薬、ミャンマーで化粧品生産へ

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ロート製薬がミャンマーでスキンケア商品の生産を始めるというニュースです。
年内をめどに最大都市のヤンゴンに現地法人を設立し、来春から男性用化粧品「OXY(オキシー)」などを製造し、現地で販売する。
民主化に伴う経済開放で需要が拡大すると判断、3年後に5億円の売上高を目指すということです。
現地法人の資本金は約2億円で、製造・販売を合わせて現地で約100人を雇用する。
まず商品の包装など簡易な工程から始め、ニキビ予防の「アクネス」やリップクリームの「リップアイス」などを販売して若者らの需要を掘り起こし、2~3年後に化粧品の一貫生産ラインを整備することも検討中。
ロートは1997年からベトナム法人を通じてミャンマーで目薬などを販売しており、2012年の同国での売上高は1億5000万円程度の見通しで、現地法人を設けて事業体制を強化し、市場開拓に本腰を入れる。
ロートは「メンソレータム」ブランドを世界約150カ国で販売するなど海外に強く、なかでもアジアは成長の柱で、13年3月期のアジア事業の売上高は前期比13%増の271億円に達する見通し。
中国やベトナムでは大衆向け目薬でシェア首位を握っており、ミャンマーにも本格進出し、新興国での商品展開を加速するということです。

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