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ヤマハ発動機、二輪車市場拡大へミャンマーに事務所開設

Sule Paya rising in the city

ヤマハ発動機がミャンマーに駐在員事務所を開設するというニュースです。
日本人駐在員のほか、現地スタッフを数人雇い、同国内の二輪車販売店の業務を支援したり、小型発電機や船外機を輸入販売したりする。
ミャンマーは中国から不正流入した車両も含め、すでに100万台程度の二輪車市場があるもようで、経済開放政策で今後も成長が続くと判断し、事業の拡大に布石を打つということです。
8月中にも申請手続きをし、同国最大の都市ヤンゴンに事務所を設ける。
同社では2010年から現地の代理店を通じて二輪車を販売しており、現在は中部のマンダレーに2店舗がある。
ただ外資への規制もあり、11年の販売実績は約500台にとどまっていたが、駐在員事務所の設置により、12年は前年比で2.6倍の1300台の二輪車の販売をめざす。
当面、現地生産は考えておらず、東南アジアの拠点などから二輪車を輸入するが、販売店網は順次拡大し、同国の外資規制が緩和された段階で、駐在員事務所を現地法人化することも検討。
ミャンマーの民主化が進展すれば、日本の二輪車各社の主戦場になっているインドネシアやインドに次ぐ有力市場に育つ可能性があるということです。

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