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ミャンマーの電力不足が改革の足枷に

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今朝の日経にミャンマーの電力不足に関する記事が掲載されていました。

ミャンマーは発電量の7割を水力発電に頼っているらしいですが、乾期(11月〜4月)は慢性的な電力不足に悩まされるとの事。
産業発展の大きな妨げですけど、民主化・経済改革が進んでいるミャンマーで様々なインフラ、サービスが整っていないのは当たり前の話で、現地へ行ってみると観光サービスなんて皆無のようです。

政府がGEやキャタピラーと協力して自家発電機の導入を進めたり、Jパワーや韓国BKBと共同で石炭火力発電所、天然ガス火力発電所を建設する計画が有るとの事ですが、更に中国と共同建設中であった水力発電ダムの工事凍結を表明してからは、火力発電の開発プロジェクトを立ち上げる公算が大きく、日立製作所と丸紅が1960年代に建設した国内最大の水力発電所が現役で稼働するなど「日の丸発電所」への信頼性は同国政府も認めるところであり、4月に来日した大統領がJパワーの磯子発電所(横浜市)を視察、環境影響を懸念して導入を渋ってきた石炭火力の建設にゴーサインを出すなど、環境技術への評価も高いとの事。

電力事業から始まり様々なインフラ事業、そこから発展するサービス事業、商機は尽きないかもしれません。

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